毛髪の組成成分について

毛髪はケラチンというタンパク質で構成されています。ケラチンは18種類もののアミノ酸から構成されていてアミノ酸が絡み合いながら繊維状になっています。健康であればしなやかでコシやハリがあります。

18種類のアミノ酸は、シスチン、グルタミン酸、アルギニン、ロイシン、セリン、アスパラギン酸、トリプトファン、スレオニン、プロリン、グリシン、パリン、アラニン、フェニルアラニン、イソロイシン、チロシン、リジン、ヒスチジン、メチオニン、になります。


以下に各アミノ酸の役割を説明します。

シスチン:ケラチンの繊維を結びつける役割。髪の強さはシスチンが多く含まれていなくてはなりません。ケラチンの中で最も多い成分です。

グルタミン酸:セリン、アスパラギン酸の合成に必要な役割。

アルギニン:栄養分を毛母細胞に供給する役割。髪の毛の生成に欠かせないアミノ酸です。

ロイシン:髪の毛の水分保持を助ける役割。体内の生成もできますが不十分なため食品からも摂取する必要のある準必須アミノ酸です。

セリン:髪の毛をやわらかくしたり弾力を与える役割。

アスパラギン酸:その名のとおりアスパラガスから発見されたアミノ酸で、髪の毛の成長を促進させる役割です。

トリプトファン:髪にハリを与える役割。

スレオニン:髪の毛の水分保持とハリを出す手助けをしてくれる役割。必須アミノ酸のため食品から摂取しなければなりません。

プロリン:髪の毛の強さを助ける役割。コラーゲンにも必要なアミノ酸です。

グリシン:髪の毛をやわらかくし整えてくれる役割。

パリン:髪の毛の成長を助ける役割。

アラニン:髪の毛を弱酸性にしてくれる役割。髪はアルカリ性に傾くと痛みます。

フェニルアラニン:髪の毛の水分を保ってくれる役割。

イソロイシン:髪の毛の成長を促進し、水分も保ってくれる役割。

チロシン:髪の毛を黒色に保ってくれる役割。メラニン色素の原料となっておりチロシンが減少すると白髪になるという研究報告がなされています。

リジン:髪の毛を強化する役割。コラーゲン生成にも欠かせません。

ヒスチジン:髪の毛を強くする役割。

メチオニン:髪の毛の発毛を促進する役割。メチオニンが減少すると薄毛になりやすいといわれています。


こんなにたくさんのアミノ酸が絡み合って髪の毛は作られているのです。必須アミノ酸は体内では生成されないので食品から摂取しなければなりません。牛乳、チーズ、大豆などに含まれていますので、美しく健康な髪を手に入れるために食事にも気を使うようにしましょう。

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